「誰にも、何もわかってもらえない…」
私1人だけが、そう感じているのかな…と思うと、孤独で寂しくて、辛くて…。ずっと苦しみ続けています。
仕事の人間関係でも、友だちや両親との関係でも、誰に対してもわかってもらえない気持ちは同じです。誰にもわかってもらえないと、みんなも同じように感じているのでしょうか?
相性が良さそうだな、わかってもらえそうだなと感じて話していた人でも、「私の表面的なところしか見てくれてないかも…」「もっと気持ちをわかってほしいな…」と感じることが多く、余計に辛くなってしまいます。
これからも、ずっと…もし結婚できたとしても、パートナーとさえもずっと…誰にもわかってもらえないのだろうか?と思うと、辛くて仕方がありません。何かよい考え方はないでしょうか?
こんにちは。カウンセリング実績5,700件以上の心理カウンセラー・岩田昌樹です。
誰も私のことをわかってくれていない…。そう感じるということは、「本当」の私と「みんなが見ている」私との
に、苦しんでいるのかもしれませんね。
本当の「わたし」の心の中では、みんなに何かしてあげたいという「優しい心」があふれている。それなのに、そんな「本当のわたし」とは違った印象で、みんなには受け取められているような気がする…。
と、悩んでいるのではないでしょうか。
とても辛いですよね。でも、苦しんでいるのは、〇〇さんだけじゃないですよ。私も、そのギャップで苦しんでいた1人でした…。
「本当のわたし」を知ってもらいたくて、一生懸命にがんばれば、がんばるほど、
してしまうこともありますよね。空回りしてしまって、ギャップが埋まらないと、
してしまうものです。
そんなイヤな自分が出てきてしまうと、
苦しくて、さみしくて、辛いですよね。
「みんなに、わかってもらいたい!」が強くなればなるほど、
知らず知らずのうちに、そうなってしまうものです。
誰にもわかってもらえていないから、わかってもらうために、みんなに溶け込もうとする。溶け込もうとすればするほど、「わたし」は消えていく。
「わたし」の存在感が消えていくと、みんなの視界からも消えていき、わかってもらえなくなっていく。そんな
に陥ってしまうものです。
つまり、
ことになってしまうんですよね。
「わかってもらおう」としなくてもいい。あなたは、もうすでに素晴らしいものを持っています。その素晴らしいものを、大事に守って、育てていきませんか。
「みんなの目や意見、価値観」の大きな波にのまれてしまっていませんか?
「わたし」と「みんな」の間に、高くて厚い「防波堤」を築くイメージを持つことが大事ですよ。
と、割り切れるようになると、どうでしょうか。
びっくりするぐらい、「みんなの視線」に動揺しなくなるはずですよ。
「防波堤」が高ければ高いほど、守られている安心感が生まれてきます。
安心感が生まれると、不思議なことに、お互いの理解が深まりはじめるはず。「わたし」のことも、「みんな」のことも、見えてくるんですよ。
「見る」「知る」「理解」ためには、余裕が必要です。まずは安全地帯を築くことが大事なんです。
では、どのように「防波堤」を築けばいいのでしょうか?
わたしが
いきなり、そんなことを言われても…と思ってしまいますよね。でも、自分の生き方を見つめなおすことは、とても大事だと思うんです。
「理想のわたし」を持っている人は、もしかすると、
を作ってしまっているかもしれません。
こんな「理想のわたし」だったら、
と考えてしまっていることが多いんです。
「わたし目線」で考え直してみると、どうでしょうか?また違った「理想のわたし」がいるかもしれませんよ。
それを考えるヒントは、「最期」にあるのかもしれません。
なぜ最期なのかというと、誰もわかってくれないという悩みが強い時は、「目の前の今のこと」に反応して対処することに、必死になりすぎていることが多いからです。
常に今目の前で起こっていることに追われていると、俯瞰して「わたし」を見る余裕がなくなってしまうんです。
突然ですが…、人間関係は抜きにして、自分の人生が終わりに近づいてきた時に、あなたは何を思いますか?わたしは、
と時々、想像する習慣を持ってみてください。繰り返しになりますが、人間関係は、わたしの最期の想像から絞り出しながら、外に出す練習をしましょう。
もし、答えがおぼろげであっても浮かんできたら…。そこに、あなたの素晴らしい
はずなんです。
じっくりと、ゆっくりと、でいいんです。「最期の瞬間に、何を思いたいか?」を、今から考えてみませんか。
「わたしが人生で大切にしたいこと」つまり、わたしが見えてくると、どうなるでしょうか?世界を見る安定した「土台」ができるんです。
「わたしが大切にしていること」と、「みんな」を対等に見比べることができるようになるんです。
第三者の目線で、「わたし」と「みんな」を客観的に、素直に、見れるようになるから。
なんだか、焦点が合っていない感じ。
それは、自分目線で、「みんな」だけを見ているから。
「みんなはどう思っているんだろう?」という不安のメガネが、視界を曇らせてしまうんです。みんなを見る前に、わたしの「不安」を見てしまっているんです。
「わたし」の輪郭がハッキリしてくると、「みんな」もクッキリと明確に見えてくる。
「わたし」の輪郭がハッキリとしていていない状態とは、「みんな」と「わたし」が不安という渦の中で、ごちゃ混ぜになっている状態なんです。それが、少しずつ2つに別れていくんです。
それは、2つの間に、
ということです。
境界線が明確になればなるほど、それは、わたしを守る「防波堤」に、いつのまにか変わっていく。「防波堤」を築こう!なんて、がんばる必要はないんです。
「わたし」を大事に大事にすればするほど、「防波堤」は自然と積み上げられていくものなんです。
まとめると、誰にもわかってもらえないのは、わかってもらおうとして「みんな」の
としているからです。すると「わたし」の輪郭がぼやけてくる。
「みんな」の渦の中に入るのは後にして、まずは「わたし」の輪郭をハッキリさせる。
すると、「みんな」が「わたし」を
ので、わかってもらえることが増えるんです。
防波堤が、「みんなの目や意見、価値観」という大きな波を、防いでくれるようになったら、どうなるでしょう?
右往左往して流されなくなるから、
「なるほど~。そういう考え方もあるんですね」
と、冷静に、尊重できるようになる。
「わたし」の生き方と違えば、
「わたし」の生き方の参考になれば、
「みんな」違って、それでいい。
「わたし」も違って、それでいい。
尊重するとは、そういうことだから。
先の見えないクネクネした「けもの道」は、不安だらけですよね。
「みんな」の渦の中に入っている「理想のわたし」は、そんな
を歩いているようなものではないでしょうか。動物が襲いかかってくる恐怖に怯えながら、歩いている状況なのかもしれません。
クネクネと曲がりくねったこの道は、「北」に進んでいるのか?「南」に戻っているのか?方向もわからなくなってしまう。迷子になってしまいますよね。
するべきことは、「わたしを大切にして生きる道」を整備すること。
「わたしを大切にして生きる道」を整備すれば、先が見通せるようになる。すると心に安らぎ、自信にあふれ、周りの景色を楽しむ余裕が生まれてくるんです。
それは、「みんなの声」を楽しむ感覚です。
「見える景色 = みんなの目線」が、変わってくるはずですよ。
あなたの「優しい心」を、大切に守っていきましょう。
「わたしは、わたし。」「みんなは、みんな。」と思えるようになるはずですよ。
そうすると、
に少しずつ変化していくはずです。
「わかってもらえるはずがない」を受け入れられるようになると、「わかってほしい!」と肩に入っていた力がスゥ~と抜けて、気がラクになるものです。
「しょうがないか…。」と思えるからです。
「わたし」のことを、本当にわかってあげられるのは、「わたし」だけ。
「わたしを大切にして生きる道」は、とっても歩きやすいものですよ。
「わたし」を大切にすると、
「寂しさ」や、「孤独」や、「苦しさ」は、
いつの間にか、消え去っているはずですよ。
※誰もわかってくれないと悩む背景には、コミュニケーションや愛着スタイルの問題が関係していることがあります。総合的に人間関係を改善していきたい場合は、『人間関係のカウンセリング』のページもあわせてご覧いただければと思います。
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